高知聖パウロ教会とは


 私たちの高知聖パウロ教会は、1904年(明治37年)、神戸の覚前政蔵司祭の来高によって始まり、高知県ではカトリック中島町教会、日本キリスト教団高知教会及び土佐教会についで4番目に古い歴史をもつ教会です。1905年には岡山から牧野與三郎司祭が派遣され、永国寺町に民家を借りて本格的な伝道が始まり、50名近い信徒の共同体ができました。その後、赤岡町を中心に県東部にも伝道が行われました。
 聖パウロ教会という名前は、1世紀にキリスト教をパレスチナからロ−マまで伝えた大伝道者聖パウロを記念してつけられたもので、彼の足跡は「新約聖書」に詳しく記されています。
 現在の礼拝堂は、1932年(昭和7年)に中島町から現在地に新築移転したもので、市内のキリスト教会では唯一、戦災をまぬがれた建物です。
 私達の教会は、小さな群れですが、日曜日の礼拝を守り、神の言葉を宣べ伝え、地域社会に開かれた、仕える教会を目指しています。

もどる